(作 / ねろ画伯) |
これはネタ的にもマンガ的にも極めて完成度が高い。まず千影が棺で寝るということと、ミイラ作りが趣味(?)という原作の2つのネタを見事に融合。こりゃ考えつかなかった。 自分の家でも恐怖体験してる四葉が、しかも夜、ただでさえ恐ろしげな千影の家に忍び込むのは、やはり棺だけでなくそこで寝ている千影込みでチェキしないと意味がないというジャーナリスティックな使命感によってである。自分で話を振っておいて見せてあげない千影もイイ感じ。 二本目は意外な展開に。2コマ目で、一瞬の驚愕から立ち直った四葉は、「(ファラオの棺で寝るのにちゃんと包帯を巻いてミイラのスタイルになるなんて、)千影ちゃんこだわってマスね〜。」と、目の前のミイラが千影であるという解釈にすぐにたどり着き、感心している。実は千影のよき理解者なのである。結果的には勘違いだったけど。 で、ミイラは誰なのかというと、兄だという説もあります(笑)。 普通に寝ぼけてる千影もとてもイイ。 |