イベントレポ 2002.3.23
声優ラヂヲda! よつラジGoGo

 ホントは、少なくともこのサイトにレポを上げる予定はなかったんですが、せっかく先読みリンクしていただいたので(笑)気合い入れて書いてみました。

 とにかくもっちーがゲストってんで、何のイベントかほとんど知らぬまま行ったんですが、「よつラジ開局前夜祭イベント」つーことで、新しいインターネットラジオ局(?)の立ち上げイベントだったことが行ってみて判明。その名もよつや声優ラヂヲ局。似た名前の大手とは関係ない、草の根局みたいです。従来のインターネットラジオとは動画の画質が段違い、と息巻いてましたが実際のところは不明。四月開局で軌道に乗れば、こういったイベントを月イチ恒例で開催したいとのことでした。
 ……なんてことは大部分の人にはどうでもいいことだと思いますので、さっそく内容に行きましょう。
 あ、このイベントの様子もweb上で配信されるらしいですよ。

もっちーの部分だけ読みたい人はこちら。

ゲスト。(紹介・登場した順)

松来未祐(まつき・みゆ)
 愛称みゆみゆ。現在『七人のナナ』に出演中。『Missing Blue』、『メモリーズオフ 2nd』にも出演、など、いずれも脇役ながら最近ブレイクの気配を見せつつある。といっても、すでに単独のオフィシャルサイトMiyuMiyu.Netを持っているなど、一部では人気が高いことを伺わせる(?)。
 個人的には『御神楽少女探偵団』(檜垣千鶴)から『七人のナナ』(小野寺瞳)と、メガネっ娘つながりで認識していたのでわりと注目していた。このイベントでも、キーの高い独特の声と本人のキャラ立ちで、私の中ではますます好感度アップ。

望月久代(もちづき・ひさよ)
 愛称もっちー(のはずだったのだが……?)。説明は不要かと。この日も大部分の客はもっちー目当てだったと思われる。

皆川純子(みながわ・じゅんこ)
 愛称……不明。『テニスの王子様』の主人公(中学生♂)役、としか知らなかったので、このイベントの客層には極端にウケが悪いのではないか、と心配してたのだが(笑)、『ときめきメモリアル3』の神条芹華役でもあったんですね。地声もそのままの低音で、ハスキーボイス属性のある私はかなりグッときた。我ながら無節操だ(笑)。
 なおこの日、女の子の客が何人か来てたのは彼女目当てだった模様。やはりそちら方面でも大人気のようだ。

オタソングオーバードライブ
 やたら大所帯なアニソンコピーバンド(?)。女の子だけでも6、7人いるボーカルにはエロゲー声優も参加しており、あの長崎みなみおねいさんも過去に参加していた実績がある。前後の事情から推察するに、例のライブ禁止令が出なければ参加する予定だったのでは。……って中途半端に説明不足ですが、本筋とは関係ないので興味のある方は自分で調べてください。

イベントMC:マティルダ藪崎(まてぃるだ・やぶさき)
 愛称……マティー。その正体(?)は、アイドルグループピカピカのメンバー・藪崎衣海(やぶさき・えみ)であり、マティルダ藪崎とは彼女のお姉さんという設定キャラクターであるらしい。弱冠21歳でありながらその当意即妙の司会進行ぶりは堂に入っており、またそれが重宝されての起用だと思われる。
 個人的にはメガネポニーテールというマティルダのスタイルがかなりツボだった、のは秘密。

会場。
 会場のLive Inn Magicはフツーのライブハウスで、キャパシティは150〜200人。この日は200人以上入ってました。最前列に2列だけ椅子が並べられ、その後ろは立ち見という構成。13番という奇跡的に早い並び順をゲットしていた私は2列目の椅子を確保できましたが、周りは顔見知りのグループばかり。主催者の知り合いとかもいたみたいで、一匹狼(笑)の私としてはちょっと居心地が悪かったです。もともとこの手のイベントには慣れてないし。

開演。
 えーと、段取りの悪さとか、途中でよくわかんないオーディションとか、いろいろありましたが、ここではゲスト声優関連の部分だけ書こうと思います。ぶっちゃけ他はあんまり覚えてない。文句とかは他所でも書かれてるみたいだし。

 ゲスト登場。
 まず、出るときマイクを持ってくるの忘れるみゆみゆ。段取りの悪さのせいでもあるでしょうが、私の見るイベントでは大抵、誰かがこれをやる気が(笑)。お約束のドジでつかみはオッケーです。
 続いてもっちー。やはり一際大きい声援が飛びましたが、意気込みはと問われて「がんばりますよろしくお願いします」と、いつも通りのコメント。
 オタソングオーバードライブ。略。
 皆川純子。仕事が押したため現在中央線でこちらへ向かってます、とこれもお約束の展開。

1.松来未祐
 ゲスト紹介と開幕の挨拶が終わると、まずみゆみゆの歌から。曲は『Missing Blue』から『そらいろの名前』。歌い出しから手拍子が湧くと動揺したみゆみゆ、間奏で「あぁ、手拍子ありがとうございます!嬉しいです」それに応えて歓声が上がると「キャ〜!もうすいません、ホント恐れ入ります」……いや、恐れ入らんでも。
 余談ですがこの『Missing Blue』、『Lの季節』に続くトンキンハウスのビジュアルノベル第二弾です。キャラデザの渡辺明夫ファンの私は『L〜』は買ったもののシナリオのあまりのマズさに途中で投げてしまった過去があるため、今作は敬遠してました。この日はトンキンハウス様が出張って会場出口のところで当のソフトを販売するという熱心な営業ぶり。テレカも付くということだったんでみゆみゆに免じて買っちゃおうかと一瞬迷いましたがとりあえずやめときました。サインも入ってたら買ってたかも。
 閑話休題、歌が終わると司会のマティーとのトーク。まず「とても可愛い歌でしたね、ご本人にも合ってました」と振られて何とも言えないリアクション。フォロー(ツッコミ?)を入れるマティーに慌てて「褒められ慣れてないので、けなされると『エーッ!?』(腕を振り上げるアクション)って言うんですけど、カワイイって言われると『いや、……(絶句)』ってなっちゃう」。そこですかさずマティーが「ちょっと皆さんで『カワイイ』って言ってみましょうか?」ナイス振りです。慌てて拒絶する本人に構わず「せーの」「カワイイ〜!!」(会場一同)。本人は「もう……いい日です今日は!いや〜来てよかったです!」と大喜び。いいキャラです。
 「声優になろうとしたきっかけは?」の問いに、「4つ上の兄がアニメが好きで、いつも家にアニメディアとかOUTとか、アニパロコミックスとか……」(場内爆笑)、それで声優に憧れていた、とのこと。新世代の声優ですねぇ。
 他にトークで印象的だったのは風呂を溶かした話。いわく、「ぶっちゃけあまり裕福な暮らしではなくって、築20年くらいのアパートに住んでて、『ボッ! ガッ!』(また謎の身振り)ていうお風呂のある部屋に住んでたんですけど」……もうオチは半ば読めましたが、「初めて追い炊きを使うときに、点火したらメラメラ燃え始めて、今思えばガスの火って青いんですけど、真っ赤な炎が。で、『ああ、よく燃えるなぁ』と思って。」すでに場内爆笑です。「……しばらくして気づいたらもうガンガン燃えて溶けてて。スイッチも触れなくなって、どうしようと思っていろんな人に電話したら……」さすがの私も思わずここで「電話かよ!」と口に出してしまいました。「広島のお母さんにかけたら、『ガスの元栓閉めなさい!』って、で『あ、そうか!』」……みゆみゆママ、ナイスアドバイスです。この時点で場内、少なくとも私はすっかりみゆみゆの虜になっていたことは言うまでもありません。ちなみに風呂は古くて腐っていたせいであって、自分の責任ではないと主張し、大家さんがタダで新調してくれたとのこと。

2.望月久代
 ゲストにはまず局オリジナルTシャツがプレゼントされるんですが、それをその場で開けてみるもっちー。前に当ててみると案の定デカすぎて実にイイ感じです。会場も大喜び。
 ところが、トーク再開しようとしてTシャツが邪魔になったもっちー、もう一度袋に詰めようとするんですがなかなかうまくいきません。ガサガサいう音をマイクがモロに拾ったりして、まるで素人さんのようです。結局なんとか四つにたたんだ状態で袋に戻すことに成功しましたが、マティーからは「こういうのって性格が出ますよね」となにげに厳しいツッコミが。
 相変わらずトーク下手もっちー、やっぱり「ありがとうございます」「はい、そうですね」といった受け答えが中心。シスプリの共演者はどんな方と?と問われて「桑谷夏子ちゃんと、」(この時点で湧く会場)「……堀江由衣ちゃんと、川澄綾子ちゃん、…“さん”と、……そんなようなメンバーです」って、それでいいのかもっちー!! あやちーの敬称を言い直すあたりも微妙ですが、他は省略でいいのか? 一応、みんなの期待通りなっちゃんと、ビッグネーム2人を挙げたとも取れますが、どうなんでしょう。で、「その中で一番仲がいい方は?」という質問が出た時点で場内は大盛り上がり。もちろんヒネリなしで「やっぱり桑谷夏子ちゃんですね」と答えてくれました。
 それからラジオの話になると、「番組の中でちょっと歌う、歌が話題になってるとか……」場内大歓声。マティー、ナイス振り!
♪みっにみっにぷっりぷっり……
 ……まさかミニプリのテーマがライブで聴けるとは思いませんでした。これだけでも行った甲斐があったってもんだ。
 んで、次に13問のYes/Noクイズというのがありました。もっちーのこと事前にリサーチしました、みたいなこと言ってたので、よく「NO」で答えさせてウソ発見器にかける、みたいなノリで、本人が動揺するような質問が出てくるのかと期待してたんですが、シスプリラジオネタ中心だったのでこちとら先刻ご承知のが多かった。「前世はアリンコだった?」に「はい!」と即答するもっちー。「トナカイはフィリピンにいる?」には「いいえ、いません!」と。学習してます。
 最後は「高校時代はヤンキーだった?」という質問をかなり期待してたんですが違ってました。ロンブー関係だった。「他に訊いてほしいことは?」に「元ヤン!」「根性焼き!」などの声が飛びまくったんですが、残念ながら実現せず。ちゃんと根回しが済んでたんでしょうか。
 それから「小さい頃は、もっちーではなく“ひーたん”と呼ばれていた」ことについて、「“もっちー”と“ひーたん”どっちがいいですか?」という問いが出ると、すかさず客席から「ひーたんがいい!」という声が。一部、狂信的な「ひーたん」派がいたようです。するとそれに釣られたのか「あ、じゃあひーたん」と本人。何〜!? というわけで、当サイトでは以後ひーたんを正式採用します。嘘かも。表記は「ひ〜たん」の方がいいのかな。
 んで、歌。
 「今日、歌を一曲歌っていただけるということで、……Pritsの、」とかマティーが言うもんだから、誰もが、(まさかPritsの曲をもっちーが一人で歌うのか!?)と愕然、私も肝を冷やしました。が、「え〜〜〜〜〜〜っ!?」という声(失礼)に「いや、まだ続きがあるんですよ」……Pritsの第三弾シングルの次はもっちーのソロシングル、という話の枕でした。変なとこで切るからビックリしたよ。
 結局歌は『Angel Smile』でした。よかったよかった。久々にもっちーの歌をライブで聴くとあってかなり緊張したんですが、以前よりだいぶ上手くなったのでは、と感じました。口パクかと思ったくらいだけど(笑)、ちゃんと歌ってたみたいです。

3.皆川純子
 ごめん。時間がないので明日書きます。いや絶対書くから。セクシーボイス。

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