しすぷりディスコグラフィ
シスプリ関連の全レコードを徹底解説!!なんで全部持ってんだ俺。
ちなみにオフィシャルの情報はこちら


オリジナルイメージアルバム
 シスター・プリンセス 〜12人の天使たち〜
 Sister Princess my sweet twelve angels

 この手のイメージアルバムの類って、どうもボリュームも密度も中途半端で物足りないことが多いような気がしますが、これはどうでしょうか。
 まず12人ボーカル曲が1曲ずつ入ってるという時点ですでにボリューム的には十分な気もしますが、さらにボーナストラックとして、ラジオで放送した「シスター・プリンセス 妹からの手紙 〜拝啓お兄ちゃんへ▼〜」が全員分収録されています。つまり各キャラごとにお手紙の朗読の2トラックあるわけで、水樹奈々の歌が目当てで買った私も十分満足しました。キャラクターソングとかわりと好きな人なら買って損はないと思います。「お手紙って何?」と気になってしかたない人も買ってしまえ
 珍しく(つーかCDではたぶん唯一)ジャケットは天広直人描き下ろしです。この頃はまだ余裕あったのかな。
【収録曲】 1.デイジーブーケ /2.小さなパンジー /3.SPEED /4.girlish /5.天使のシアワセ /6.いのり /7.闇のくちづけ /8.あさきゆめみし /9.ラブの秘密 /10.ハートをチェキ! /11.Sweet sour cherry pie /12.王子さまとあまいほし
【ボーナストラック】 13.可憐からのお手紙 /14.花穂からのお手紙 /15.衛からのお手紙 /16.咲耶からのお手紙 /17.雛子からのお手紙 /18.鞠絵からのお手紙 /19.千影からのお手紙 /20.春歌からのお手紙 /21.鈴凛からのお手紙 /22.四葉からのお手紙 /23.白雪からのお手紙 /24.亞里亞からのお手紙

PS用ゲーム『シスター・プリンセス』
 オリジナルサウンドトラックプラス
 OriginalSoundtrack PLUS

 えーと、ゲーム版のサントラですが、あのゲームの音楽は基本的に安いので、サントラもそれなりの物、という感じです。特にBGMに思い入れがなければ買う必要はないかも…。次に紹介するマキシシングルOPEDの曲は入ってますし。
 一応、売りとしては、BGM・ボーカルともゲームで使用した全曲を収録している他、「キャラクターテーマ曲のオーケストラアレンジを追加収録した完全版!」との惹句にありますが、これは『Medley from “SISTER PRINCESS”』として文字通りメドレー1曲にまとめられており、「サウンドトラックプラス」とわざわざ銘打っているわりには少々物足りない気もします。
 ボーカル曲に関しては、もともとフルバージョンが使われているEDの『shining★star』を除き、OP、挿入歌ともにゲーム内で使用されたショートバージョンの収録となっています。個人的にはこういうのちょっと…。逆にフルサイズだとアレンジが違って馴染めないこともたしかにあるけどさ。
 それから、これも書いておくべきでしょうが、OP曲『MELODY』は「GAME ver.」とありますが、例の呼びかけの声入っていません。残念だ。単に1コーラス版というだけらしい。最後、終止の部分もアレンジが違うし。
【収録曲】  01.MELODY (GAME ver.) /02.可憐のテーマ /03.花穂のテーマ /04.衛のテーマ /05.咲耶のテーマ /06.雛子のテーマ /07.鞠絵のテーマ /08.白雪のテーマ /09.鈴凛のテーマ /10.千影のテーマ /11.春歌のテーマ /12.四葉のテーマ /13.亞里亞のテーマ /14.DREAMIN' (GAME ver.) /15.可憐のピアノ1 /16.可憐のピアノ2 /17.ひな祭り&プール /18.体育祭 /19.バレンタイン /20.デート /21.回想1 /22.回想2 /23.喫茶店 /24.おやすみ /25.遊園地 /26.メインテーマ /27.ホラー /28.嬉しい楽しい /29.悲しい1 /30.悲しい2 /31.告白 /32.センチメンタル /33.LOVE BLOOM (GAME ver.) /34.コミカル /35.荘厳 /36.自宅にて /37.MAP /38.不安 /39.shining★star (FULL ver.) /40.Medley from “SISTER PRINCESS”

PS用ゲーム『シスター・プリンセス』オープニング/エンディングテーマ
 MELODY/shining★star

 というわけで、PS版のOPEDの歌を収録したマキシシングル。歌うはもちろん、SISTER PRINCESS12人。これはお買い得でしょう。もちろん『MELODY』もフルサイズ版が収録されています。個人的には『shining★star』の方が大好きなので迷わず買いました。さすがにサントラを買う気はない、という人はこっちを買っておけばOKかと。ダサいピクチャーレーベルが唯一の難点ですが。
 ボーカルユニット「SISTER PRINCESS」の記念すべきファーストマキシシングルでもある、はずだったんですが…。
【収録曲】  01.MELODY /02.shining★star /03.MELODY (off vocal ver.) /04.shining★star (off vocal ver.)

「シスター・プリンセス」キャラクターイメージマキシシングル
 Prologue of Sister Princess - Dear My Brother -

 えーと、これはその名の通り、TVアニメ版プロローグとしてリリースされたものです。可憐花穂の歌(イメージアルバムとは別の、新曲)が一曲ずつと、11のシーンからなるミニドラマ(計30分強)が収録されています。ドラマの内容は、兄に会うべく各地から12人の妹が続々と集結してくるという話。アニメの前日譚ですが、あいかわらず設定がどうなってるのかサッパリわからない、つーかつじつま合わねえよ…。
 まあ、歌2曲とドラマで1,200円は高くはないと思いますが、ではオススメかと言われると…。ドラマが気になる人と、歌が聴きたい人は買ってみて下さい。歌は2人ともヘタですが。
 あと、ジャケットはアニメ版の絵ですが、可憐花穂が並んで立ってる後ろに残り10人が並んでるのが足もとだけ見えてるという趣向。実はちょっと好きです、こういうの(笑)。
【収録曲】  1.恋のメロディー /2.SCENE1:ときめきのはじまり 〜Karen, Sakuya〜 /3.SCENE2:ふくらむ期待 〜Haruka〜 /4.SCENE3:夢へのステップ 〜Yotsuba〜 /5.SCENE4:初めてのひとり旅 〜Hinako〜 /6.SCENE5:不安な気持ちと、嬉しい気持ち 〜Marie〜 /7.SCENE6:パーティの支度 〜Shirayuki〜 /8.SCENE7:時間よ、ススメ! 〜Rinrin〜 /9.SCENE8:待ち合わせ 〜Mamoru〜 /10.SCENE9:運命の時 〜Chikage〜 /11.SCENE10:ドキドキが止まらない 〜Kaho〜 /12.SCENE11:お兄ちゃんのもとへ 〜Aria, and All〜 /13.ひまわりの咲く野原 /14.恋のメロディー(OFF VOCAL VERSION) /15.ひまわりの咲く野原(OFF VOCAL VERSION)

堀江由衣
 Love Destiny

 アニメのOPと、カップリングでEDの『』も入ってます。
…………なんで買ってんだよ
 いやホラ、発売当時このCD、オリコンのデイリーチャートで初登場7位(2001年5月16日付)だとかいうから、シスプリファンとしては義侠心を起こして応援したくもなろうってものじゃないですか?週刊チャート(5月28日付)では11位デシタヨ。
 …わかりました。認めます。私はあの歌が好きです、たぶんイントロストリングとか、カッコイイじゃないですか。咲耶が歌ってると思えば全然OKだっつーの。みんなあのOP忘れろ
 ちなみにアノ部分の歌詞はLoveLoveLoveLove」と書いて「アイアイアイアイ」と読ませてます。知ってた?
【収録曲】  1.Love Destiny /2.翼 /3.Sweet Baby Love /4.Love Destiny (Instrumental) /5.翼 (Instrumental) /6.Sweet Baby Love (Instrumental)

Sister Princess デビューマキシシングル
 笑顔がNo.1!やっぱりネ

 「えがおがイチバン!〜」と読みます。
 このCDはあくまでも声優ユニット「シスター・プリンセス」のデビューシングルという位置付けだったので、アニメとは関係ないどころかある意味原作であるシスプリからも独立したような変な一枚です。
 これがデビューシングルなら、以前に出た『MELODY/shining★star』の存在はどうなってしまうんでしょう。あれも同じ面子「SISTER PRINCESS」名義で歌ってたはずなんですが。やっぱり別物ですよね。だって今やモーニング娘。匹敵するアイドルグループギャルゲーの主題歌なんて歌ってるわけないじゃないですか。
 てな感じで、表題曲『笑顔が〜』も2曲目の『まひるのアヒル』もかなり直球勝負でモーニング娘。を意識しててイタイです。しかし、文句は言いますまい悪いのは歌ってる彼女たちでも作曲者でもなくスターチャイルドのプロデューサー(あるいはもっと偉い人)なんですから。と思って今調べてみたら「Exective producer: 大月俊倫」って書いてある。お前か!!
 それはさておき、実は私が好きなのは3曲目の『私のダーリン▼』だったりします。いや、ノリ的には他の2曲と大差ないのですが、かなり賑やかな曲で笑い声歓声、「いや〜ん」、「ドキドキ〜!」といった合いの手イイ感じです。これらはカラオケバージョンにも入ってますから、合いの手だけをじっくりと聴くという間違った楽しみ方も可能です。
【収録曲】  1.笑顔がNo.1!やっぱりネ /2.まひるのアヒル /3.私のダーリン▼ /4.笑顔がNo.1!やっぱりネ (OFF VOCAL VERSION) /5.まひるのアヒル (OFF VOCAL VERSION) /6.私のダーリン▼ (OFF VOCAL VERSION)

シスター・プリンセス オリジナル・サウンドトラック
 Angel Jukebox

 アニメ版のサントラなんて金輪際買う気はなかったんですが、ボーナストラックとしてボーカル曲6曲入っている、しかもそれぞれ12人の妹が2人組になって歌っていると知るに及び急遽、購入を決意
 2枚組で3,600円付加価値を考えれば十分お買い得だと思います。サントラ的には「♪ぱやっぱっぱっぱ〜ん」さえ入ってりゃあとはいいや。つーわけで以下について語ります。
 さて、2人組といってもあのとても姉妹とは思えないほど個性的12人を、一体どのように組み合わせたのでしょう。発売前は気になって夜も眠れませんでした。特に千影。誰と組ませても違和感ありありでしょう(笑)。誰かとデュエットしてるところが全く想像できません(笑)。閑話休題、では実際のコンビを一組ずつ紹介していきましょう。
 まず、可憐咲耶ガチンコタッグメインヒロインと事実上の人気ナンバーワン、まさに盤石のコンビネーションです。
 鈴凛四葉。この二人はアニメ本編でもよく組んでますが、お互いのキャラ立ちがよくかみ合った正統派の名コンビですね。「チェキデス〜!」という合いの手とか、イイです(そればっか)。
 次に春歌鞠絵。曲自体も、歌唱力も、まあ可もなく不可もなくという感じです。キャラクターソングなんてこういう箸にも棒にもかからない曲がむしろ普通だと思うんですが、このラインナップの中では苦しいところです。
 それから雛子白雪。ちょっと意外な組み合わせですが、2人ともわりと声を作っているわりにちゃんとキャラの声のままで歌えるというコンビです。あるいは『おジャ魔女どれみ』におけるどれみ小竹でもある(!!)という驚くべき裏設定(笑)を暗示した配置かも。意外にもカントリー風というか、『マシーン飛竜』のOPみたいな、なかなかノリのいい曲です。千葉千恵巳as雛子はなかなか歌がうまい。雛子が歌ってるにしては年齢的に達者すぎるくらいです。
 花穂望月久代as花穂が一人でしかもライブで歌ってた時は大変なことになってましたが、こうして聴くと全く印象が違うな。小林由美子腐ってもエクセルガールズ
 そして!千影亞里亞!!
 なんだ、この組み合わせは。あ、電波コンビか。ってオイ!!
 えーと、なんですかこのコンビは?雛子白雪で、キャラの声と歌ってる時の声が全然ちがう2人(笑)ということでしょうか。曲自体はごく普通です。歌は、まあ川澄綾子as千影女史も別にヘタではないのですが、やっぱり水樹奈々ちゃんの方がうまいのは歴然なのでちょっと気の毒かも…。
 てゆーか、このモースト・デンジャラスな2人が一緒に歌ってる歌って、一体どんなイメージで作詞したんでしょうか公野櫻子先生は。どんな歌詞かというと……、まあ、実際に聴いてみて下さい。
【収録曲】  disc1  1.〜シスター・プリンセス〜のテーマ /2.朝 /3.はじまり /4.出会い /5.日常 /6.出来事 /7.アリリ・・・ /8.コミカル /9.おとぼけ /10.まどろみ /11.夏 /12.やまとなでしこ /13.午後 /14.家族 /15.誘惑 /16.挑発 /17.パッション /18.予兆 /19.不協和音 /20.ホラー /21.影 /22.恐怖 /23.不安 /24.衝撃 /25.大問題! /26.運命 /27.Love Destiny 〜piano ver.〜 /28.過去 /29.月光 /30.いのり /31.平和 /32.歓喜 /33.島への風 /34.ウエルカムハウス
disc2  1.想い/可憐&咲耶 /2.マーブルチョコの日々/花穂&衛 /3.キミに恋する日曜日/四葉&鈴凛 /4.Hearty Party/雛子&白雪 /5.夕日の願い/鞠絵&春歌 /6.透きとおる夢/千影&亞里亞
<BONUS TRACK>  7.Love Destiny (ON AIR SIZE) /8.翼 (ON AIR SIZE)

「シスター・プリンセス」1stアルバム
 Kaleidoscope

 『大人気声優ユニット「シスター・プリンセス」1stフルアルバムついに完成!!』と書いたステッカーがジャケットに貼ってありました。いや、全くその通りですよね。
 「9曲のニューソングを収録」、「あのデビューマキシシングル収録の『笑顔がNo.1!やっぱりネ」他2曲を含む全13曲収録!!」という情報を総合すると、新曲でも『笑顔〜』収録の3曲でもない最後の1曲って何なんだろう。気になるな。ゲームの歌だったらOP、EDと2曲とも入るのが自然なはずだし…。
 などと考えてたんですが、謎が解けました。1曲目の『Kaleidoscope』は、いわばアルバム全体のイントロで、全部の曲が断片的にミックスされて次々に聴こえてくるという構成の小品になってます。文字通り万華鏡ってわけね。それほど凝った演出でもないけど。
 さて本題ですが、実はこのアルバムは「シスター・プリンセス」名義であるにも関わらず、実質12曲中7曲全員で歌ってません。まあこれだけ頭数がいりゃあ、一人くらい歌ってなくたってわかりゃしないだろ?とかそういうことではなくてですね、曲ごとにハッキリとボーカル誰々とクレジットしてあるわけです。これアリなのかな?
 そこで私は、誰が何曲歌っているか調べるという素晴らしい思いつきを実行に移しました。その結果、図らずも恐るべき事実が明らかになってしまったのです。
 さっそくですが、以下にまとめたので見て下さい。クレジットは声優の名前ですが、わかりやすくキャラ名にしときました。

track曲名歌い手
可憐花穂咲耶雛子鞠絵白雪鈴凛千影春歌四葉亞里亞
3恋する季節の中で








5乙女心は万華鏡





6MIX JUICE








8Face to Face








9silent moon









11KISEKI no HITO









12Tangerine sunset









参加曲数 2 3 3 3 0 1 1 3 1 1 1 2

 どうですか?意外な結果でしょう。
 敢えて抽象的に書くと、参加曲数とキャラ人気との間に正の相関関係は見られないようです。
 とりわけ雛子千葉千恵巳女史)の参加ゼロというのが目を引きますが、もちろんこの数字は全員参加の曲は含んでいませんから、全員の曲はちゃんと歌ってるはずです。たぶん。おそらく某どれみで忙しかったというスケジュール的な都合ではないかと思いますが、某魔法少女猫で同じく主役張ってるはずの花穂は、しかも歌が一番ヘタであるにも関わらず参加曲数は1位タイの3曲。逆に歌が一番ウマい水樹奈々as亞里亞は2曲と目立った数字を残していませんし、ともに1曲しか歌ってない白雪春歌四葉の3人は同じ1曲に押し込まれてるなど、やっつけでレコーディングしてるとしか思えません。
 また、個々の曲を見ていくと咲耶千影のデュエットなど別の意味で驚くべき組み合わせも見られるのですが、逆にそのへんがあまり強調されてないのが残念です。ライナーに千影と咲耶が一緒に歌ってる絵が描いてあったりしたら私なんか狂喜したはずなんですが。

【収録曲】  1.Kaleidoscope /2.per favore Boy /3.恋する季節の中で /4.笑顔がNo.1!やっぱりネ /5.乙女心は万華鏡―kaleidoscope― /6.MIX JUICE /7.私のダーリン▽ /8.Face to face /9.Silent moon /10.まひるのアヒル /11.KISEKI no HITO /12.Tangerine sunset /13.TENDER GREEN

Prits デビューマキシシングル
 Sakura Revolution

 桑谷夏子望月久代小林由美子水樹奈々4人による新ユニット「Pritsプリッツ)」のファーストマキシシングルです。
 声優ユニット「シスター・プリンセス」が結局のところアニメ版のシスプリに依存し、レコードもその関連CD的な位置に甘んじているのに対し、Pritsは一線を画しています。
 たしかに帯には「文化放送「シスター・プリンセス〜お兄ちゃんといっしょ〜」から飛び出したスーパーユニット!」と書いてありますし、そもそもレコードデビュー以前から同番組内にPritsコーナーを持っている以上、がっちりとシスプリを基盤にしていることは間違いないのですが、まず特筆すべきはジャケットに本人たちの写真を使っている点でしょう。Pritsとは可憐花穂亞里亞ではなくあくまで桑谷望月小林水樹、の4人。あたりまえのようですがこの意味は大きいのではないかと。
 さて、デビューから景気よくCD三ヶ月連続リリースをブチあげ、しかも1stシングルは元旦発売と派手に売り出したPritsですが、質的にも充実、これまでのシスプリCDの中でもかなり聴かせる内容に仕上がってます。正攻法の『Sakura Revolution』、これも行儀の良いB面の『小さな手』に加え(専門的なことは知りませんが適当に語ってます)、『Love states』は今までにない大人の魅力で新境地を開きました。
 ちなみにユニット名「Prits」の由来は、「シスプリのプリに、複数形なのでそれだけです」とのこと。
【収録曲】  1.Sakura Revolution /2.小さな手 /3.Love states 〜ラブ ステイツ〜 /4.Sakura Revolution (instrumental) /5.小さな手 (instrumental) /6.Love states 〜ラブ ステイツ〜 (instrumental)

Prits 2ndマキシシングル
 告白“決めてよ!”

 「告決」と略してる人がいましたが読み方は「コッケツ」でいいんでしょうか。「こくきめ」てのも変だしね。つーか字面が法廷用語みたいだな。なんとなく。「告決め!」の方が一般的なんでしょうか。
 というわけで三ヶ月連続リリースの第二弾。えーと、ジャケット写真メチャ評判悪かったんですが、まあ、なんつーか、コメントは控えさせていただきます。これまた不評だったポスターもゲットしました。
 さて収録曲は粒ぞろいですが、ここでは2曲目の『Frozen Lover』に注目。ちょっとアダルトな雰囲気で、サクレボ収録の『Love states』に近いコンセプトでしょうか。大人っぽいノリで歌おうとしているもっちーがイイ。『Love states』ではさすがに無理しすぎな感じで「グレた花穂」などと言われてましたが、この『Frozen Lover』ではその背伸び感が絶妙な味になっています。2番のBメロのあたり最高
【収録曲】  1.告白“決めてよ!” /2.Frozen Lover /3.Party DE Bon Appetit ! /4.告白“決めてよ!” (instrumental) /5.Frozen Lover (instrumental) /6.Party DE Bon Appetit ! (instrumental)

Prits 3ndマキシシングル
 Private Emotion

 (Coming soon)
【収録曲】  1.Private Emotion /2.ダイスキ!! /3.Love & Peace /4.Private Emotion (instrumental) /5.ダイスキ!! (instrumental) /6.Love & Peace (instrumental)

Prits 1stアルバム
 cherry blossom

 (Coming soon)
【収録曲】  1.Sakura Explosion〜桜楽章〜 /2.Sakura Revolution /3.love MAX /4.ダイスキ!! /5.Frozen Lover /6.1・2・3 /7.願い /8.Love States〜ラヴ ステイツ〜 /9.幸せのオブジェ /10.Love & Peace /11.GAMBAらなくちゃね〜Prits Emotion〜 /12.Powder White

PS版ゲーム『シスター・プリンセス』挿入歌
 DREAMIN'/LOVE BLOOM

 ちょうど『MELODY/shining★star』と対応するような形で、PS版の挿入歌2曲を両A面としてシングル化。しかし、タイアップしただけの曲をシングルカットしてムリヤリ関連CDにしたものとはひと味ちがいます。
 歌う伊藤真澄女史、ちょっと矢野顕子を彷彿とさせるようなクセのある歌声の持ち主ですが、shining★star』の作曲者というだけで私的には全面肯定します。
 さて収録曲は、表題の挿入歌2曲のフルバージョンに加え、『MELODY』のアンプラグドアレンジをセルフカバー、そしてゲームのBGMから4曲(これは女史の作曲ではないのですが)をコーラスにアレンジして収録、の全7曲。サウンドプロデュースも女史が自ら手がけ、全ての曲にコメントまで付しています。
 本来、ゲームの音楽スタッフとは別にボーカル曲を提供しているだけの歌手がこのような形で関連CDを手がけるのは異例といえるのではないでしょうか。ゲーム関係の仕事も多い女史ですが、思い入れが伝わってきます。
 『MELODY』のセルフカバーも、聴いてみるとなるほどこの人の曲なんだなぁ、と納得。せっかくだから『shining★star』も歌ってほしかった。そればっか。
【収録曲】  1.Pure Melody /2.DREAMIN' /3.告白 /4.LOVE BLOOM /5.sentimental /6.Melody (unplugged) /7.Good Night

PS用ソフト『シスター・プリンセス 〜ピュア・ストーリーズ〜』主題歌
 瞳の中に

 これまた伊藤真澄女史。今度は『ピュア・ストーリーズ』の主題歌です。
 ジャケットがシスプリの絵ではなくなり、シールにタイアップがクレジットされている以外は普通の伊藤真澄のCDに見えますが、『MELODY』がカップリングされているのが嬉しいところ。今回はあの12人で歌っていたオリジナルバージョンに近い、ピアノ中心のアレンジです。キーは違いますが、聴きくらべてみるのも面白いでしょう。
【収録曲】  1.瞳の中に /2.MELODY /3.瞳の中に(Romantic ver.) /4.瞳の中に(off vocal ver.)

シスター・プリンセス Re Pure オープニングマキシシングル
 まぼろし

 (Coming soon)
【収録曲】  1.まぼろし /2.君と生きていく /3.まぼろし(off vocal version) /4.君と生きていく(off vocal version)

シスター・プリンセス Re Pure オリジナルサウンドトラック
 サウンド オブ ストーリーズパート

 1,980円だったから買ったけど、1回しか聴いてないわ。
【収録曲】  01. まぼろし〜TV Size〜 / 02. Re Pureのテーマ / 03. 夢の楽園 / 04. 陽だまりの中 / 05. ちょっとそこまで / 06. ゆらりゆられて / 07. あわてんぼう / 08. かわいいお姫様 / 09. 夢見る少女 / 10. 輝く時の中に / 11. 甘いひととき / 12. 笑顔の向こうに / 13. どうしよう!? / 14. 頑張っちゃう / 15. 陽気にお散歩 / 16. 恋の予感? / 17. 安らぎの時 / 18. ここにある永遠 / 19. 兆し / 20. アイキャッチ / 21. 元気よくいこう!! / 22. いそがなくちゃ / 23. 夏色の風 / 24. 木漏れ日の季節 / 25. 無邪気に笑って / 26. 寂しき日々 / 27. それぞれの願い / 28. 思い出 / 29. たまには落ち着いて / 30. どこいくの? / 31. おおあわて / 32. どうなっちゃうの? / 33. みんなそろって / 34. Re Pureのテーマ〜オルゴール〜 / 35. 君と生きていく〜TV Size〜

シスター・プリンセス Re Pure キャラクターズエンディング集アルバム
 「12人のエンディング」

 文字通り、リピュアのBパート、『キャラクターズ』各話のエンディング曲集ですが、このあまりにも散文的なアルバムタイトルはどうなんでしょう。鉤括弧(「」)がタイトルに含まれるというのも異例かと。
 曲順は放送と同じで、可憐、衛、亞里亞、雛子、花穂、鈴凛、千影、四葉、春歌、鞠絵、白雪、咲耶、です。
 12曲全て、岡崎律子女史が作詞・作曲を手がけ、自ら歌ってもいます(可憐の『lyric』のみインスト。最後にハミングがありますが)。  岡崎律子女史については、私は『フルーツバスケット』の主題歌を聴いたことがある程度で他は何も知らないに等しいですが、その異才はこれ一枚を聴くだけでも明らか。そして、そのリリカルな持ち味はシスプリに、フルバよりも――私はフルーツバスケットという作品そのものを知りませんけれども――シスプリに合っていたのではないかと思うのです。もともと監督をはじめ『キャラクターズ』のメインスタッフがフルバのスタッフだったこともあり、その『フルーツバスケット』がとりもつ縁であったことも事実だと思うけれど、それはシスプリにとっても幸福な出会いだったのではないでしょうか。映像本編に合わせて詞を書き、曲を付け、歌い、と、相性もさることながら、原作のエッセンスを凝縮したようなこの作品にどっぷりと浸かって仕上げてくれたであろうことが、得がたい成果となって結実していると思います。
 ちょっと大げさすぎたかな。
【収録曲】  1.lyric /2.素顔 /3.Sweet dreams /4.それはあたしの心なの /5.笑顔にはかなわない /6.reminiscence /7.Magie /8.Be happy,please! /9.春の歓び /10.守りたい人がいて /11.いっしょにたべよう /12.Romantic connection

番外編: DVD
 Sister Princess / the EVE 前夜祭

 「これさえ観れば、あなたもお兄ちゃま!」というTVCMが印象的ですが、どうせ本編を適当に編集しただけなんだろうなぁと思うと全然食指が動きませんでした。私は。
 じゃあなんで持ってるのかというと、結局買ったからに決まってるんですが、後悔など微塵もしておりません。むしろ大満足ですよ。
 何を隠そう、全105分の収録時間の大部分は、2001年2月11日、東京厚生年金会館で開催されたスペシャルライブ「バレンタインパーティー」の模様が完全収録されているのです。12人の声優全員ソロで歌うところ、及びセリフ朗読映像で観られるとなりゃ、これで2,500円はむしろ安い。今からでも買う価値ありますぜマジで
 このDVDについては、いずれ場を改めて語るかもしれません。とりあえずオススメ

もどる